南の果て、野菜不足と戦う毎日。 羊のバーベキューに舌鼓を打ちながらも ふとした拍子に思い出すケンタッキーフライドチキンの味…。ああ、望郷。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告| トラックバック(-) コメント(-)
女性の名前を持つバス
1月29日

パタゴニアのバス会社の一つ、BUS SUR 社のバスには名前がある。
アメリカのハリケーンさながらに全て女性の名前である。
同社の全16台のバスには古いものもあれば最新型も、小型も大型もある。それぞれがナターシャとかべレンとか車体側面に表記されており、なかなかに楽しい。オーナーが始めた事だそうで、彼らの
間では次のような会話が交わされる。
(多少きわどい会話が混ざりますのでお子様はご遠慮下さい。)

『あのミリーはもうだめだな。歳取り過ぎだ。そろそろスカーレッ トに交代させるか。』

『そうだなぁ。昨日、(車体の)下見たら濡れてるんだよな。
 なんか漏れてるらしい。まだまだイイ脚(タイヤ)してるんだけ
 どなぁ。』

『いや、もう限界だろう。肝心の身体(ボディ)が磨り減って 
 る。毎日大勢の男(乗客)乗せてきたからなぁ。』

『でも、捨てちゃうのはもったいないよなぁ・・・。そうだ!
 長い時間は無理だけど、少し(短距離路線)ならまだ行けるだ
 ろ。来週から短い客だけ乗せるようにしよう!』

以上、バス会社でない所で交わされたら、大いに誤解されそうな
会話なのでした。

本日のプエルトナタレスは冷たい雨。気温は8℃でした。
スポンサーサイト
時刻表に無いバス
1月28日

先日の話、私がプンタアレナスからプエルトナタレスにバスで
移動した時のことです。バスの発車時間は午後8時。
チケットは完売。座席は満席・・・のはずでした。
ところが、少し早くターミナルに着いてバスに乗り込んで待っていたら、ついウトウトしてしまい、気が付いたら既にバスは無人の荒野をひた走っているではありませんか!そしてそして、バスの中には何故か私一人・・・。『しまった!!違うバスに乗った!!』と
慌てて運転手のもとに駆け寄り、運転席のドアを開けて(通常、パタゴニアを走るバスは運転席と客席がドアで仕切られています。)
『おっちゃん!』って声を掛けたら、運転手が飛び上がらんばかり
に驚いて、『だっ、だれだ!?おまえは!』ってことに。

運転手は、私に足があることを確認すると、こう言いました。
『あんた・・・回送バスに乗っちゃダメだよ。』

プンタアレナスとプエルトナタレス間を定期運行するこの会社のバスは、その日の終わりに車両のやり繰りのために、時刻表に無い運行が存在するのです。それに気づかずに乗ってしまった、その上眠りこけてしまった私は、バスが出発したのも知らなかったのです。
どう考えても私のミス。でも行き先が同じだから運ちゃんの好意で
そのまま運んでくれる事になりました。
(当り前だ!大体、私が乗ってることに気が付けよ、出発前に。)

というわけで、延々と続く荒野を3時間、運ちゃんと二人きりで
彼の身の上話など聞かされながら過ごしたのでした。
パタゴニアの荒野に陽が沈んでしまうと、もうそれは、さながら
トトロの猫バスのようでした。

♪とっとろ とっとろ♪って感じです。

本日のプエルトナタレスは曇りのち雨、気温は16℃でした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。