南の果て、野菜不足と戦う毎日。 羊のバーベキューに舌鼓を打ちながらも ふとした拍子に思い出すケンタッキーフライドチキンの味…。ああ、望郷。
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街で唯一つの娯楽
1月30日

プエルトナタレスの街には娯楽と呼べるようなものが少ない。
ディスコと、ひなびたカジノくらいしかない。

ディスコは週末の夜ともなれば地元の若者たちとそうとは呼べない
年齢層の人たちとでごった返す。営業時間は深夜12:00~
4:00まで。中は薄暗く、タバコの煙と人いきれでムンムンしている。治安は心配するほどではないが、カバン類は持ち込まない
など、ある程度の警戒は必要。
田舎らしい、一昔前の流行の音楽がけたたましく流れ、人々は喋り
飲み、騒ぎ、ときに眠る・・・。

さて、このディスコ、一つだけ変なトコがある。
トイレだ。男女別にはなっている。
ドアは両開き式の押してはいるタイプ。
入ると、内側の扉はなく、すぐ目の前にはもうすでに用を足してらっしゃる先客様がいらっしゃる。『あれっ?』って後ろを振り返っても、やっぱり仕切り扉は無い・・・。
なかなか他人様がこの種類の場所で奮闘なさっている場面というのを、普通に生活している人が見ることは少ない。事実私も初めて。
『やあ!』って言う場面でも無いし『出た?』って聞くのもなんか変!掛ける言葉が見つからないまま、お互いにニコッと笑って意思疎通。でも先客様の目が笑ってない・・・。そそくさと自分の用を足して逃げるように出るしかない。

というような、変な場所なのでした。
女性用がどうなっているかはもちろん不明です。

本日のプエルトナタレスは晴れ、風が強く気温は14℃でした。
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女性の名前を持つバス
1月29日

パタゴニアのバス会社の一つ、BUS SUR 社のバスには名前がある。
アメリカのハリケーンさながらに全て女性の名前である。
同社の全16台のバスには古いものもあれば最新型も、小型も大型もある。それぞれがナターシャとかべレンとか車体側面に表記されており、なかなかに楽しい。オーナーが始めた事だそうで、彼らの
間では次のような会話が交わされる。
(多少きわどい会話が混ざりますのでお子様はご遠慮下さい。)

『あのミリーはもうだめだな。歳取り過ぎだ。そろそろスカーレッ トに交代させるか。』

『そうだなぁ。昨日、(車体の)下見たら濡れてるんだよな。
 なんか漏れてるらしい。まだまだイイ脚(タイヤ)してるんだけ
 どなぁ。』

『いや、もう限界だろう。肝心の身体(ボディ)が磨り減って 
 る。毎日大勢の男(乗客)乗せてきたからなぁ。』

『でも、捨てちゃうのはもったいないよなぁ・・・。そうだ!
 長い時間は無理だけど、少し(短距離路線)ならまだ行けるだ
 ろ。来週から短い客だけ乗せるようにしよう!』

以上、バス会社でない所で交わされたら、大いに誤解されそうな
会話なのでした。

本日のプエルトナタレスは冷たい雨。気温は8℃でした。
時刻表に無いバス
1月28日

先日の話、私がプンタアレナスからプエルトナタレスにバスで
移動した時のことです。バスの発車時間は午後8時。
チケットは完売。座席は満席・・・のはずでした。
ところが、少し早くターミナルに着いてバスに乗り込んで待っていたら、ついウトウトしてしまい、気が付いたら既にバスは無人の荒野をひた走っているではありませんか!そしてそして、バスの中には何故か私一人・・・。『しまった!!違うバスに乗った!!』と
慌てて運転手のもとに駆け寄り、運転席のドアを開けて(通常、パタゴニアを走るバスは運転席と客席がドアで仕切られています。)
『おっちゃん!』って声を掛けたら、運転手が飛び上がらんばかり
に驚いて、『だっ、だれだ!?おまえは!』ってことに。

運転手は、私に足があることを確認すると、こう言いました。
『あんた・・・回送バスに乗っちゃダメだよ。』

プンタアレナスとプエルトナタレス間を定期運行するこの会社のバスは、その日の終わりに車両のやり繰りのために、時刻表に無い運行が存在するのです。それに気づかずに乗ってしまった、その上眠りこけてしまった私は、バスが出発したのも知らなかったのです。
どう考えても私のミス。でも行き先が同じだから運ちゃんの好意で
そのまま運んでくれる事になりました。
(当り前だ!大体、私が乗ってることに気が付けよ、出発前に。)

というわけで、延々と続く荒野を3時間、運ちゃんと二人きりで
彼の身の上話など聞かされながら過ごしたのでした。
パタゴニアの荒野に陽が沈んでしまうと、もうそれは、さながら
トトロの猫バスのようでした。

♪とっとろ とっとろ♪って感じです。

本日のプエルトナタレスは曇りのち雨、気温は16℃でした。
平和の町のデモ隊
1月27日

昨日お伝えいたしましたプエルトナタレスの町のデモ隊の続報です。本日も2日続けて実施されました。
2日目の本日は町も警官も慣れたもので、警察車両の先導により
大きな混乱無く、約2時間にわたる行進は終了しました。

漁民によると、今年から貝柱の漁獲量割り当てが20万ダース
削減された事が大きな原因ですが、これに要する仕事量、即ち
彼らの稼ぎはおよそ2日分に相当するそうで、おそらく今日で
終わりとなるでしょう。

「貝柱」って書いた横断幕と黒旗をもって数台のオンボロ車に
搭乗して町役場前に詰め掛けた人数はおよそ40人。
緊迫感も無くみんなニコニコしながら行進していました。
彼らのシュプレヒコールは『食わせろ!シーフードピザ!!』。

1日目の昨日は市長がデモ隊の代表と会話を交わしたそうですが
本日は姿を見せる事もしませんでした。

旅行者の皆様に於かれましては、幾ら平和的な行進とはいえ、
いつどんなきっかけで暴力的なものに発展するか分かりませんので
行進には近づかない事をお勧め致します。
プエルトナタレス治安悪化!?
1月26日

本日、プエルトナタレスの町の目抜き通りでデモ行進がありました。イタヤ貝の貝柱(ostion)の漁解禁時期の早期化を謳って
30人あまりの漁民が、車道を練り歩き交通を妨害、警察車両
も出動し、一時街中はクラクションの嵐となりました。

また、昨日夜中に数人の若者グループにより、「街灯が抜き取られる」という事件がありました。グループは酔っぱらっていたのかどうか定かではありませんが、深夜3時頃に道路わきの街灯をへし折り、電気ケーブルのみを残し綺麗に持ち去った模様です。

私も酔払って帰宅した翌日に、どこから持ち込まれたか定かでない、「カーネル○ンダース」さんの人形が玄関にお立ちになっており驚いた経験がありますが、電柱を持ち去った少年たちの真意は不明です。(私のカーネル○ンダースの場合も、私の真意は不明です。)

本日のプエルトナタレス、天気は晴れ。気温は高めで19℃でした。
レストラン情報
1月25日

今日はプンタアレナス、プエルトナタレスのレストラン情報です。
といっても、ここのレストランの紹介ではありません。
いずれお勧めレストランもご紹介致しますが、今日のところは
レストランで皆様に是非召し上がって頂きたいメニューの話です。

まず肉料理でパタゴニアならではと言えば、コルデロ(子羊)の
アサード。羊は匂いがあるから・・・と敬遠される方も多いですが
美味しいコルデロはホントに絶品です。赤ワインをお供に食べる
柔かくてジューシーなコルデロはここパタゴニアならではの贅沢です。
一方、海産物で是非お試し頂きたいのは、パイラ・マリーナという
海鮮スープ。ピリ辛のスープには色々なシーフードのダシがたっぷり。各レストラン、各家庭で微妙に味付け、具は異なりますが、
必ず入っているのはムール貝、ホタテの貝柱(正しくはイタヤ貝)
サーモン或いは白身魚のほぐし身とシラントロと呼ばれる香菜、
あとはアサリが入ったり、カニが入ったりと様々ですが、これが
も~う、例えようがないほど美味しい!店によって味付けが異なるので店さえ変えれば、何回でも飽きることなく楽しめます。

それぞれの地方にその地方ならではの料理があるチリですが、
この2品はファーストフードに徹底的に毒された私の舌を以ってしても、自信を持ってお勧めできる一品なのでした。
お近くにお越しの際には是非是非お試しくださいませ。
スーパーマーケットの習慣
1月24日

日本の皆様には馴染みが薄い習慣だとは思いますが、チリ、少なくとも首都サンチアゴでは、スーパーで買い物をした際、どこからともなくやって来た少年少女が買った物を次から次へ袋に詰めてくれちゃいます。最後にありがとうって言って幾らかのチップを渡すのが習慣なのですが、同じチリでも、ここプエルトナタレスにはそんな習慣がないようです。
ここに着いたばかりの頃、買い物をしてレジで大行列を作ってしまいました。まずは、当然、少年少女が来てくれると思ってボケ~っと待っていたのが原因。レジのオバちゃんに早く詰めなよ!って
言われて、慌ててビニール袋に詰めようとするのですが、このビニール袋も日本或いはサンチアゴほど質が良くないので、指で擦ってもなかなか開いてくれない・・・おまけに何か角のあるものが当たるとすぐに破けてボロボロ・・・。
挙句の果てには、次の人の邪魔だからあっちでやって!って言われる始末。しょうがないから、袋詰めを諦めて両手で買った物を抱えて店を出ようとしたら、ガードマンにレシート見せて!って言われて・・・。一品一品レシートと照らし合わせて、ガードマンが袋に入れてくれました・・・。結果オーライで、めでたく袋に詰めた状態で持ち帰る事が出来ましたが、あの少年少女が居てくれれば、こんなに回り道をする必要もなかったかと思うと、改めて彼らのいた
サンチアゴがとても愛しく感じられました。

本日のプエルトナタレスの天気は晴れ。気温11℃、風の強い1日でした。

マゼラン像お化粧直し
1月23日

プンタアレナスの中央広場、PLAZA DE ARMAS の改修工事が終了し
一般市民の立ち入り規制が解除されました。
約10億チリペソ(約170万ドル)と1年にわたる改修期間を経て
何が変わったのかといいますと・・・これがよく分からないのであります。中央のマゼラン像は相変わらずブロンズ製ですし、周りの
木々も枝を整えられたり、整地されたあと新たに植えられたりして
若干の改修は認められるものの、果たして170万ドルは何処へ
消えたのか、或いは市民の知らないうちに地下に金塊でも埋められたのか・・・?
でも当のプンタアレナス市民は、「うん、よくなった!これで
世界中の観光客に自慢できる!」と自信満々なのであります。
1年前の広場の姿を見ている私としては、みんな!集団催眠に
かかってるぞぉ!って感じなのですが、まあ、彼ら自身が満足してるならそれでいいのかな・・・と。同市に税金払ってるわけでも
ない私としては、納得するしかないのでした。
でも・・・みんなぁ!やっぱり変だぞぉ!・・・。

マゼラン州のサッカー事情
1月22日 

ここパタゴニアの若者たちも、チリの他の土地の若者たちと同様
サッカーは大好き!チリ代表チームの試合結果に一喜一憂するのも
同じです。でも・・・パタゴニア南部のチリ第12州/マゼラン州にはプロのサッカーチームがありません。
今日22日、チリのアマチュアチーム全16チームによる全国選手権が始まりました。わが町、プエルトナタレスからも1チーム、
プンタアレナスからも1チーム参加しています。
メンバー構成を見ると、本業は銀行員だったり、警察官だったり、
バスの運転手だったり・・・。
でも、アマチュアだからって馬鹿にしたものでもありません。
レベルは結構高いです。子供の頃から羊追いで鍛えた足の見せ所です!なんたってここは人口25万弱に対して、120万頭の羊を抱えるパタゴニア。
ゴールキーパーは一番、羊のピーター、センターフォワードは
10番、グアナコのトニーニョ・・・ってなチームが組める
土地柄なのでございます・・・。
26日まで続きますので、結果に期待!です。

本日のプエルトナタレスの天気は晴れ、風は強く、気温は14℃、
でした。
街中の軍人さん
1月21日 晴れ 気温16℃

チリでは日本と違い、徴兵制が存在します。
近年、兵役は2年から1年に短縮され免除措置も
比較的緩やかで、体験しない若者も増えていますが
ここ、プエルトナタレスには未だに大勢の若者が陸軍基地での
兵役に従事しています。週末ともなれば迷彩服を来た陸軍軍人
が街中を闊歩します。でも、見るからにまだ幼さの残る少年の
ような若者たちばかりで、ソフトクリーム食べたり、ニューモデル
の靴をウインドーショッピングしたり・・・と束の間の休息を楽しんでいるようです。彼らの多くは10代後半から20代前半のチリの北部地方出身者。礼儀も弁えている人が多く、しっかりしている人が多いようです。それもそのはず、品行方正でない人は週末の休暇取り上げられちゃうんですって!かわいそうに・・・。
それで、出してもらえなかった少年兵はどうするかというと・・・
外出できた友達にタバコとか、お酒とか買ってきてもらって
基地の中で見つかって、来週もまた出してもらえない・・・。
こうして少年たちは人生の厳しさを学んでいくんですねえ。

本日のプエルトナタレスは風もなく暖かな1日でした。
最果てのインターネット屋さん
1月20日

本日よりパタゴニア便りと題して、広くはパタゴニアの文化の話から身近なところでは、筆者個人の食生活に至るまで、様々な四方山話を掲載します。

出来るだけ読者の方々に分かりやすく書くつもりでおりますが、万が一解り難い用語、表現などがあった場合には、どうぞご遠慮なくご指摘下さい。

さて、初日の今日は、まずは軽くインターネットのはなしなど・・・。筆者の住んでるプエルトナタレスには、『高速ブロードバンド』なるものがありません。街で一番速い(と自分で言ってる)接続速度を自慢にしているPおじさんのインターネットカフェで、な、なんと!『512KBPS・・』
そんなPさんのお店、何故だか夕方になるとインターネットが繋がらない、または繋がってもメチャクチャおそい!
理由を聞いたところPおじちゃんは自信たっぷりにおっしゃいました。

「そんなの当たり前じゃんか! 夕方はみんな家に帰ってインターネット使うだろ? みんなが同時に使っちゃうから、線が詰まっちゃって遅くなるんだ。待ってりゃ直る!」

フ-ン・・・って・・・糸電話じゃないんだから!!・・・。
でもでも、ホントに次の日の朝になるとチャンと直ってるから不思議。

仕組みなんて分からなくても使っちゃうことのできる人間って・・・すごいですね。

本日のプエルトナタレスの天気は曇り、気温は13℃でした。
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