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南の果て、野菜不足と戦う毎日。 羊のバーベキューに舌鼓を打ちながらも ふとした拍子に思い出すケンタッキーフライドチキンの味…。ああ、望郷。
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カジノでブラックジャック!
3月12日

プエルトナタレスは、人口2万人弱の小さな町、または村です。
でも町の中に、それも中心街から程近いところにカジノがあります。取り立ててギャンブルが好きなわけでもありませんが、誘われれば何処でも付いて行く私、行ってきました。

2ドル弱の入場料を払って中に入ると、ガラーンとしたフロアに
まばらに人の姿があるだけ。半分以上はスロットマシンです。
機械にもて遊ばれるのは趣味じゃない私は、迷わず1台しか置いていないルーレットと、2卓しかないカード台の方へ向かいました。

まずはルーレット。30ドル程度をコインに変え、賭けます。
ディーラーは蝶ネクタイのおじさんですが、余り腕は良くなさそうです。1時間ぐらい遊んで結局収支はトントン。

気分転換に2階のバーでロン(お酒)を注文して、ではでは、と飲みながらカード卓を物色。ポーカー卓の方がブラックジャック卓より客の付きは良いご様子。それもそのはず、ポーカー卓のディーラーは若いお姉ちゃん。ブラックジャックは若くないお姉ちゃん!

私だってポーカー卓の方が勿論いいけど、なかなか席が空きそうにありません。仕方なく、若くないお姉ちゃん(40歳位?)の方に一杯ご馳走して勝負開始!この若くないお姉ちゃん、メチャクチャ腕が良いらしく、遊ばせてくれます。もしかして私って才能あるかも!って思えるくらい。30分ほどで投資の10倍くらい稼がせていただいて、ホクホク♪ 

と、チャイムが鳴り、何かと思っていると、ポーカー卓とブラックジャック卓のお姉ちゃんがポジションチェンジ!

ますますツイてる♪ 今日の私は絶好調♪ 

と思いきや、このお姉ちゃんメチャクチャ渋い。常識では考えられないような事ばっかりやってくれる!だいたい、ブラックジャック
が3回続くなんてありかよ!ここで、私、落ち着くためにバーに戻り、オカワリのロン。戻って、そう言えば、この若いお姉ちゃんにご馳走してない事に気づいて、あわてて一杯。
お姉ちゃん、感情のこもらない声で『ありがとう』と一言だけ。
愛想もクソもありゃしない!
結局その後も振るわず、午前4時の閉店時間にはスッテンテン。

意気消沈して、店を出る時に例の『若くない方のお姉ちゃん』が送ってくれて

『ごちそうさま。ポーカーの方に来ればよかったのに・・・』

って、優しく仰ってくださいました。

『うん・・・ごめんね・・・見掛けで判断しちゃった・・・。
 やっぱ、経験豊富なお姉さまに優しく包まれたい♪』

って、節操なく改心したのでした・・・。

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嫌われる旅行者様
3月11日

どこの世界にも嫌われ者の旅行者様というのはいらっしゃるもので、ここパタゴニアでも業者泣かせの旅行者様というのは多いんです。個人的には旅行者を国籍で括るのは好きではないんですが、
ここの人たちは兎角、日本人旅行者、アメリカ人旅行者、という風に括りたがるんですね。

さて、彼ら曰く、一番の困ったチャンは『イスラエル人』旅行者だとか。自分の思い通りにならないとなるまでテコでも動こうとしないらしい。例えばツアー中に含まれる食事で、気に入らないものが出ると、セットメニューにも関わらず、変えてくれるまで抗議する、どうしても変えてもらえないとその料理単品の値段分の返金を
要求するとか、なかなかのジャイアンぶり・・・。
また、正午のサイレンが鳴ると、食事中でもなんでもテーブル、机の下に潜り込むとか・・・(こちらの方は笑い事ではありませんね。戦争の悲しいサガです。)

次に不人気なのが現地チリ人。とにかく事情を知っている分、勝手な事を言って困らせるといいます。1日前に言って、ホテルの予約が取れないことを怒るとか、ツアーでもチリ人(現地人)料金は無いのか!と言って値引きを迫るとか・・・。

それに対して、現地に評判がいいのはヨーロッパラテン系(フランス、スペイン、イタリア人)と我等、日本人。ラテン系ヨーロッパ人は、その殆どが流暢ではなくてもスペイン語を話して意思疎通が
しやすいというのが一番の理由。

一方、日本人の場合は、とにかくいつもニコニコしている。
また、他人の話を、言葉の問題で分からなくても、必死に聞いてくれる、又は聞いている振りをしてくれる、からだそうです。
日本人は決して、旅行先の国の人に対して声を荒げたり、手を上げたりせず、紳士淑女が多いというのがこちらの評判です。
(私がその評判を崩しているのではないかと不安ですが・・・)
ただ、一つだけ日本人旅行者に対して苦言があるとすれば、それは・・・

『お酒の飲み方を弁えて欲しい』 

ことだとか。食事にアルコールが付いてくるのは、ここでは一般的なわけですが、どうも日本人はお酒になるとマナーも何も無い。
公衆の面前で酔っぱらうまで飲むのは、こちらの人には理解できないのです。増してや通りを千鳥足で歩くなどもっての外。

日本では『お酒の上の事だから』という文化がありますが、こちらでそれは許されない事(何よりもご自身が危険です)であると
認識して、皆様もご自重下さいますようお願い申し上げます。

ただ、これを私に語ってくれたのは、普段から私と親しいガイド氏で、彼の中の日本人像の約半分は私の事だと思います。

彼によると私は、バーで明け方まで飲んだ後、なぜか礼儀正しく
きちんと揃えた一足の靴を残して、気温5℃の中を裸足で帰宅した事があるとか・・・。

どうせ、こっちが覚えてないと思って、作り事言ってるんでしょうけど・・・。



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