南の果て、野菜不足と戦う毎日。 羊のバーベキューに舌鼓を打ちながらも ふとした拍子に思い出すケンタッキーフライドチキンの味…。ああ、望郷。
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路上生活者を救え!
新聞紙とダンボールに包まって眠ったことがありますか?
殆ど方がNO だと思います。
実は、カーネル、1度だけあります・・・。
ここプエルトナタレスに来る前にウスワイアというフエゴ島の町で。
別に自分から希望してそうしたわけではありません。
ちょっと夜遅くまで外出してて(要は飲み屋さん梯子してて・・)
バスもタクシーも全然来なくて、歩いて帰るにも5km位あるから
1時間以上掛かるし・・・。仕方が無いので公園の屑篭から
新聞引っ張り出して、木の集まってる場所を見つけて、大きな木に
凭れ掛かって新聞かぶって、バスが動き出す早朝5:00頃まで、
まあ、3時間くらいなもんですが眠りました。
夏場でしたが、夜の気温は5℃くらい。寒くて情けなくて、涙が出るくらい南十字星が綺麗だったのをよく覚えています。

普通、パタゴニアの町でこれをやると、大抵は問答無用で留置場です。
眠ってしまわなくても、街中を遅い時間に千鳥足で歩いていると連行さ
れます。要は、凍死防止のための保護です。
酔っ払っても品行方正、歩き方もしっかりしているカーネルは
(たまに大声で兄弟船とか歌って歩いてますけど)幸い、まだ、連行されたことはございません。

でも、これを毎日やっている人が多いのも、南米では常識です。
いわゆるストリートチルドレン、路上生活者のことです。
年中熱帯地方の低緯度地域では特に多いらしいです。
でも、パタゴニア地方にもしっかりいるんですね。
プンタアレナスでは確認されているだけで、82人だそうです。

多くの人が、職が見つからず、持ち金は酒とドラッグに消えてしまい、
路上生活を余儀なくされているそうで、その内の2割は女性だと
いうことです。中には大学まで出ても仕事が見つからず、貯金は悪い女に騙されて根こそぎ巻き上げられて転落した人もいます。

パタゴニアの場合、問題なのは都市部で言われる治安の問題よりも
その寒さです。これから秋、冬に向うのに雨風をしのぐ屋根がないのでは生き延びることはまず不可能です。留置場もそう何日も路上生活者の
ための住居とするわけにもいきません。

そこで、プンタアレナスでは、この82人を救済するために、市の予算を使って避難小屋を作ることにしました。入れ物は市が作り、中に必要な毛布やマットレスなどは、カトリック教会の司教が中心になって市民から寄付をお願いしています。2ヵ月後には完成に漕ぎ着けたいと司教様は仰っていますが、それ以上遅れると82人が生き残れる可能性がそれだけ減ります。

こうした場合、ここパタゴニアの人々は、ホントに積極的に協力します。もちろん1人1人では大したことは出来ませんが、みんな真摯に協力します。
この相互扶助の感覚、カーネルも嫌いじゃないので、早速今日、ナタレスの教会に行って、レインコートとちょっと綻びてしまったトレーナーを寄付。(ちゃんと洗濯して寄付!)

幸いカーネルは今、仕事も頂いていますし、屋根の付いた家もあるし
(時々雨漏りしてたけど)食べるものもあります。(ラーメンだけど)
これは、とても有難い事なのですね。

82人の人たちが転落した理由は様々でしょうし、その中には自身の弱さが招いた部分も多分にあるのでしょうけど、そうした議論はとり合えず置いといて、彼らの前に今現実にある危機を取り払うこと、それが我々聖職者に課せられた勤めです・・・・。

う~ん、いい言葉だ。聖職者はこうじゃなきゃいけません!

ではでは、神父さま・・。
それが済みましたら、次は是非是非ナタレスの街にケンタッキーを!!
1人の若者が、ケンタッキーが無いことにより狂い死にしかけておりますです、ハイ。
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