南の果て、野菜不足と戦う毎日。 羊のバーベキューに舌鼓を打ちながらも ふとした拍子に思い出すケンタッキーフライドチキンの味…。ああ、望郷。
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バケーション帰り
終わりました、バケーションが。
チリでは一般に2月がバケーションシーズンで
1ヶ月まるまる休暇を楽しむ方も少なくありません。

企業経営者、お医者さん、弁護士さんなど、お金持ち
さんはカリブのビーチなどへ、会社員、公務員など
中所得層さんは、チリの北部、アルゼンチンなどへ、
一般庶民は週末に近くの牧場などへ泊りがけのピクニック
やバーベキュー大会などへ・・・。
カーネルのように観光産業に従事する最下層民は、いつも
のようにお客さんの宿泊してるホテルをシコシコ回って営業活動。

まっ、何はともあれバケーション終了。
マゼラン州の住民も90%が普段の生活に戻り、帰省していた
学生も都会の大学へ戻るなどで、ここ数日当地の空港は
地元民でごった返しております。
(そのため飛行機の座席もかなり確保が厳しくなっております)

さて、カーネルも、街にたった2件しかない歯医者さんがバケーション
から戻ったとの噂を聞き、やっと昨日歯医者さんへ行けました。
ほぼ1週間ほど、前歯1本無しの悪魔くん状態で、お会いしたお客様
方の哀れむような目が痛くて痛くて・・・。もともと差し歯なんで抜けやすかったんですが、今回のは極めつけ。先週風邪を引いて、子猫君たちとクシュンクシュンやってたんですが、一発大きなのを「はっくしょん」とやりましたらスポンッと・・・。
なんて根性無しの歯なんでしょう!

まあ、そんなわけで、新しい歯を付けて貰うのに、歯医者の先生のお帰りをお待ちしていたんです。予約を取って歯医者のドアをトントントン・・・。ドアが開いて白衣の先生が出てきて、私の顔見て一言ボソッと。

「見事だな・・・」

日本の歯医者さんと違って、ここでは殆どの歯医者さんは個人経営。
お医者さんは1人、受付兼助手さんが1人。たまたま助手さんが外出してて先生と2人きり。

先生   「ちょっとそこ座って待っててくれる?」
カーネル 「はい。」
先生   「どこの国から来た?」
カーネル 「日本ですけど、今はここに住んでます。」
先生   「お~、そうか。俺も今までバケーションでタイに行ってた      んだ。」
カーネル 「はっ??」

先生、コンピュータに向かいながら、何か真剣に取り組んでます。

先生   「ちょっと見せてみな。」
カーネル 「はい、お願いします。」

カーネル、口をあ~ん・・・

先生   「ふ~ん・・・」
カーネル 「・・・・・・・」

先生再び、コンピューターに向かい合います。

先生   「う~ん。これはまずいなぁ・・・」
カーネル 「えっ!?」
先生   「もうダメだな」
カーネル 「えっ!? でも、まだ歯の根っこは残ってるから大丈夫だ      と・・・」

カーネル、まだ入れ歯はいや・・・

先生   「ちょっと、これ見てみ。」

恐る恐るカーネルが先生のコンピューターを覗き込むと。
そこには・・・
パソコンゲームの『フリーセル』が・・・・。

先生   「どうだ?まだどこか動かせそうなトコあるか?」
カーネル 「・・・・・・・・・・・」
     (本気で椅子を蹴り飛ばして帰ろうかと思いました)

その後、負けを認めて先生は治療を始めてくれましたが、タイのビーチの話、食べ物の話、お酒の話、女性の話・・・。
こちらが口を開けてて返事できないのを承知でベラベラよく喋ります。

先生  「大丈夫だよ。バケーション明けだからリハビリ兼ねてちゃん
     と頑丈に新しいの付けてやるから心配すんな。」

カーネル 「じょろじぐ・・・」 (よろしく)

先生  「それにしてもタイはよかったぞぉ・・・」

こうして、1時間の治療の間、先生は延々と喋り続けたのでした・・・。よっぽど誰かに自慢したかったんでしょうね。

カーネルの嫌いなものリストに新たに1つ、「喋りすぎの歯医者」が加わりました。
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