南の果て、野菜不足と戦う毎日。 羊のバーベキューに舌鼓を打ちながらも ふとした拍子に思い出すケンタッキーフライドチキンの味…。ああ、望郷。
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時刻表に無いバス
1月28日

先日の話、私がプンタアレナスからプエルトナタレスにバスで
移動した時のことです。バスの発車時間は午後8時。
チケットは完売。座席は満席・・・のはずでした。
ところが、少し早くターミナルに着いてバスに乗り込んで待っていたら、ついウトウトしてしまい、気が付いたら既にバスは無人の荒野をひた走っているではありませんか!そしてそして、バスの中には何故か私一人・・・。『しまった!!違うバスに乗った!!』と
慌てて運転手のもとに駆け寄り、運転席のドアを開けて(通常、パタゴニアを走るバスは運転席と客席がドアで仕切られています。)
『おっちゃん!』って声を掛けたら、運転手が飛び上がらんばかり
に驚いて、『だっ、だれだ!?おまえは!』ってことに。

運転手は、私に足があることを確認すると、こう言いました。
『あんた・・・回送バスに乗っちゃダメだよ。』

プンタアレナスとプエルトナタレス間を定期運行するこの会社のバスは、その日の終わりに車両のやり繰りのために、時刻表に無い運行が存在するのです。それに気づかずに乗ってしまった、その上眠りこけてしまった私は、バスが出発したのも知らなかったのです。
どう考えても私のミス。でも行き先が同じだから運ちゃんの好意で
そのまま運んでくれる事になりました。
(当り前だ!大体、私が乗ってることに気が付けよ、出発前に。)

というわけで、延々と続く荒野を3時間、運ちゃんと二人きりで
彼の身の上話など聞かされながら過ごしたのでした。
パタゴニアの荒野に陽が沈んでしまうと、もうそれは、さながら
トトロの猫バスのようでした。

♪とっとろ とっとろ♪って感じです。

本日のプエルトナタレスは曇りのち雨、気温は16℃でした。
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