南の果て、野菜不足と戦う毎日。 羊のバーベキューに舌鼓を打ちながらも ふとした拍子に思い出すケンタッキーフライドチキンの味…。ああ、望郷。
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プエルトウィリアムス 2
世界最南端の村、プエルトウィリアムスの電話普及率は60%
程度で、もちろん携帯電話の電波はありません。
チリ領でありながら、最も近い町は水路1つ隔てたアルゼンチンの
ウスワイアという町ですから、テレビなどはアルゼンチン局の方が
鮮明に入ったりします。晴れた日に、ナバリノ島の先端まで
行くと、ウスワイアの町並みが綺麗に見えます。

世界最南端ということと、西洋人入植以前の先住民YAGAN族
の足跡を残す村として、日本人やドイツ人、アメリカ人などに人気が
あります。

ここのお勧めは、文字通りの「手付かずのパタゴニアの自然」と
「カニ」です。
ナバリノ島北部を西から東へ横断する未舗装道路が一本あるだけで、
島の南部へは車では行けません。僅かに数本のトレッキングルートが
あり、アウトドア派の旅行者に人気がありますが、島の大半は近代以降
殆ど人の踏み入った形跡のない原生林です。先住民族ヤーガン族の
時代からの、手付かずの自然がそのままです。
北部を走る幹線道路でさえ、1日に走る車の量は多寡が知れており、
道中には野ブタや野うさぎなどが、のんきに昼寝している始末・・・。

こんな辺鄙で平和な島ですが、最近都市資本の手により、巨大ホテルが
建設されました。増加傾向にある観光客の受け皿として、一部の人々に
歓迎されていますが、ウィリアムスの住民の評価は今ひとつ・・・。
村人は外国人にも、観光客にも慣れていない、田舎の素朴な人たちです。いきなり、小うるさい音楽をガンガンに響かせながら猛スピードでドライブするような場所ではありません。増してや、夜遅くまで飲み歩いて騒ぐようなところでもありません。
村1件のディスコは夜の9:00に閉まります。

村で、民宿を経営しているおばさんによると、日本人の方もたまに顔を見せるそうです。
日本資本のカニ缶工場もあり、日本人はホントにカニ好きだねぇ・・・と言ってました。でも、彼女たち村人がカニを食べるなんて事は殆どありません。波止場では毎日数百キロという水揚げがあるのに、です。
日本や合衆国の工場が全部買い上げ輸出向けとして加工するそうです。
そういえば、現地のスーパーで冷凍のカニ棒肉が売られてました。すごい高い値段で。もっと驚きなのが、たぶん工場で加工された規格外品か何かでしょうけど、”カニカマ”が、本物のカニ棒肉と同じ値段でショーケースに並んでました。要は現地の人はカニの味なんて知らないのです、食べたことないから。

先日、ここで、都市資本の導入、外国人観光客の増加についての住民意識調査が行われました。結果は、賛成30反対70で、消極的でした。
でも、結果に対するコメントが以下のように付いていました。

”高級ホテルに泊まり、輸入食材の贅沢な食事を楽しむためには来て欲 しくないが、ありのままのウィリアムスを楽しんでくれる方には是非 お越しいただきたい。
大したおもてなしも出来ないが、村人一同、お友達をお待ちしており ます。”

 訪れる方は、どうか村人の友達になってあげてください。
 そして彼らの素朴な人柄と手付かずの自然に触れてください。
 きっと、大好きになると思います。20060217192622.jpg

ヤーガン族の末裔が暮らすウキカ村の一角20060217192915.jpg

村人の口には入ることのないカニ
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コメント
この記事へのコメント
その島行ってたい!
この頃パタゴニア通に良く会う
そして一様にその美しさをほめる
カ-ネルさんごくろうさん!!
ちなみに「パタゴニアカニカマ」私のとこも扱ってます。 よろしく
2006/02/17(金) 23:26:31 | URL | yuu.k #-[ 編集]
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