南の果て、野菜不足と戦う毎日。 羊のバーベキューに舌鼓を打ちながらも ふとした拍子に思い出すケンタッキーフライドチキンの味…。ああ、望郷。
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パイネ/サバイバル日記2
3月31日

そんなわけで、始まってしまったパイネ紀行。
多くのトレッキング客が目指す『W』ルートというものに突入したわけです。簡単に説明しますと、『山あり谷ありの3泊~4泊の
泊り掛け山歩き』なのです。

トレッキング熟練者によると、そんなにレベルは高くなく、難所と言われる場所でも、中級程度だというのですが、そんなこと、ズブの初心者2人である私とクリスティアン君には関係ありません。
十分に、上級の世界なのです。

初日はLAS TORRES BASE と言われる、パイネの3本の塔の登山(クライミング)ベースまでのトレッキング。もちろん、私たちがロッククライミングをするわけではありません。クライマーのベース基地まで行って、3本塔を下から見上げるのが目的です。

私より5歳以上若いクリスティアン君、道中、とにかくよく喋ります。こっちがゼーゼー言いながら急坂を登っているのに、

『今、すれ違った女の子かわいかった。』とか
『おれの妹が今度結婚するんだけど・・・』とか・・・。

まあ、これから3日間、仲良くやってかなきゃならないわけで、最初の頃は相槌を打ったりしてたんですが、いい加減疲れてくると
もうそれどころではないんです。

また、このクリスティアン君、典型的なウサギなのです。登りでも下りでも、駆けるように行ったかと思うと、岩に腰掛けて私の到着を待ってるんです。そんで私が近づくと、再び駆け出し、先に行って待つわけです。

『これが若さか?!』

と、妙な事に感心しながら、そんな彼を見ていると、次第に彼のスピードが落ちてきている事に気づきました。どうやら脚を傷めたらしい・・・。自業自得とは思うものの、さすがに放って置くわけにも行かないので、私の秘密兵器『サロンパス』を分けてあげます。

このコース2回目となる私は、このコースの最大の敵が、疲れよりも、脚を傷めやすいコースである事は承知しています。そのために
登山用の杖も持参していたのですが、それでも、やっぱり、前回同様、ふくらはぎが痙攣を始めます。特に岩場での下りが難所です。

結局、すばらしい3本塔の景色を拝んだ後、帰り道は2人とも脚を
引きずりながらの苦闘となりました。クリスティアン君は右の足首
私は右のふくらはぎ。

19時の日没に何とか間に合うようにと、山小屋への帰路を急ぐ2匹の動物が倒れるのを待つように、上空には2羽のコンドルがゆっくりと弧を描いて優雅に飛んでいました・・・。

つづく
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