南の果て、野菜不足と戦う毎日。 羊のバーベキューに舌鼓を打ちながらも ふとした拍子に思い出すケンタッキーフライドチキンの味…。ああ、望郷。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告| トラックバック(-) コメント(-)
子羊はいかが?
パタゴニアで美味しいものといえば?
旅行者の方からよく尋ねられる質問です。

パタゴニアといっても広いですから一概には言えないんですが、
プエルトナタレスにいる人には、カニと羊をお勧めしますし
カラファテに行く人には、もちろんアルゼンチン牛をお勧めします。

そんで、今日はそのコルデロ(子羊)のお話。

パタゴニア地方の羊は概ね10~11月頃に産まれます。
そして、11月後半から翌年の3月頃までがコルデロのシーズンと
なります。ですから、年がら年中食べられるわけではありません。
4月を過ぎると、子羊といえど、体格は大人の羊なみに大きくなりますし、その肉は堅くなり、マトン特有の臭みも出てきます。

そのため、日本では、羊肉と言えば臭いがきつくてサラミや加工肉の原料といったイメージがあって、羊肉というだけで苦手意識のある方も多いのではないでしょうか?確かに、パタゴニアでも安いレストランなどでは子羊と言いながら、かなり大型化した後の臭いのあるバーベキューを出すところもあります。

でも、ホントに美味しいお店に行けば、牛のサーロインなど比べ物にならないくらい美味しいコルデロを召し上がることが出来ます。

この、パタゴニアのコルデロ、その多くが合衆国へ輸出されます。
ヨーロッパ地方は専ら羊毛が主体で、羊肉に関しては日本と同じような見られ方をされているらしく、あまり需要がありません。対して、合衆国の旺盛な食欲は羊毛よりも美味しいコルデロを必要としています。
彼ら合衆国人の価値観は、『より太く、より大きく』らしいので、自国の羊は丸々太り、30kgにも育てるそうです。それに比べ、パタゴニア産のコルデロはせいぜい5~6kg。人間で言えば、乳児~幼児のようなもの。その美味しさは自国産のマトンとは比べ物になりません。と、、この間、バスで乗り合わせたアメリカ人若夫婦の奥様が仰ってらっしゃいました。

パタゴニアの何もない平原を、親羊の後からチョコチョコ歩き回り、たまに転んだりする子羊を見ながら、奥様、

『きゃー!かわい~!』

と夢中になってらっしゃって、それはそれは微笑ましい光景でした。

んで、まあ、コルデロの話が出たので、ナタレスの美味しいコルデロ屋さんご一緒しましょうかということになりまして、黄色い看板が目印の有名店へ。

出て来た、コルデロの炭火焼にかぶりつきながら、奥様、

『きゃー!おいし~!』

どうも、頭と本能、しっかり切り離すのは女性の方が上手のようです。
旦那さんとカーネルは、

『チキンがいいよね・・・』

それ以来、未だに子羊は食べていない、心優しい(軟弱な)カーネルでした。

ニワトリ見てもケンタッキーは平気なのに・・・。



スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。