南の果て、野菜不足と戦う毎日。 羊のバーベキューに舌鼓を打ちながらも ふとした拍子に思い出すケンタッキーフライドチキンの味…。ああ、望郷。
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嫌われる旅行者様
3月11日

どこの世界にも嫌われ者の旅行者様というのはいらっしゃるもので、ここパタゴニアでも業者泣かせの旅行者様というのは多いんです。個人的には旅行者を国籍で括るのは好きではないんですが、
ここの人たちは兎角、日本人旅行者、アメリカ人旅行者、という風に括りたがるんですね。

さて、彼ら曰く、一番の困ったチャンは『イスラエル人』旅行者だとか。自分の思い通りにならないとなるまでテコでも動こうとしないらしい。例えばツアー中に含まれる食事で、気に入らないものが出ると、セットメニューにも関わらず、変えてくれるまで抗議する、どうしても変えてもらえないとその料理単品の値段分の返金を
要求するとか、なかなかのジャイアンぶり・・・。
また、正午のサイレンが鳴ると、食事中でもなんでもテーブル、机の下に潜り込むとか・・・(こちらの方は笑い事ではありませんね。戦争の悲しいサガです。)

次に不人気なのが現地チリ人。とにかく事情を知っている分、勝手な事を言って困らせるといいます。1日前に言って、ホテルの予約が取れないことを怒るとか、ツアーでもチリ人(現地人)料金は無いのか!と言って値引きを迫るとか・・・。

それに対して、現地に評判がいいのはヨーロッパラテン系(フランス、スペイン、イタリア人)と我等、日本人。ラテン系ヨーロッパ人は、その殆どが流暢ではなくてもスペイン語を話して意思疎通が
しやすいというのが一番の理由。

一方、日本人の場合は、とにかくいつもニコニコしている。
また、他人の話を、言葉の問題で分からなくても、必死に聞いてくれる、又は聞いている振りをしてくれる、からだそうです。
日本人は決して、旅行先の国の人に対して声を荒げたり、手を上げたりせず、紳士淑女が多いというのがこちらの評判です。
(私がその評判を崩しているのではないかと不安ですが・・・)
ただ、一つだけ日本人旅行者に対して苦言があるとすれば、それは・・・

『お酒の飲み方を弁えて欲しい』 

ことだとか。食事にアルコールが付いてくるのは、ここでは一般的なわけですが、どうも日本人はお酒になるとマナーも何も無い。
公衆の面前で酔っぱらうまで飲むのは、こちらの人には理解できないのです。増してや通りを千鳥足で歩くなどもっての外。

日本では『お酒の上の事だから』という文化がありますが、こちらでそれは許されない事(何よりもご自身が危険です)であると
認識して、皆様もご自重下さいますようお願い申し上げます。

ただ、これを私に語ってくれたのは、普段から私と親しいガイド氏で、彼の中の日本人像の約半分は私の事だと思います。

彼によると私は、バーで明け方まで飲んだ後、なぜか礼儀正しく
きちんと揃えた一足の靴を残して、気温5℃の中を裸足で帰宅した事があるとか・・・。

どうせ、こっちが覚えてないと思って、作り事言ってるんでしょうけど・・・。



世界で一番安い町、高い町
3月6日

本日の新聞に、オトナリのアルゼンチンの首都ブエノスアイレスが
世界で一番物価の安い町の一つとして紹介されました。

それによると、ブエノスアイレスはボンベイ(インド)、キエフ(ウクライナ)、ブカレスト(ルーマニア)、ソフィア(ブルガリア)などと並んで、アメリカドルベースで最も物価の安い町という
ことです。

それに対して最も物価の高い町、ニューヨーク(USA)、チューリッヒ(スイス)コペンハーゲン(デンマーク)ロンドン(イギリス)
となっています。

これを見て、『あれっ?東京がない!』って思われる方、多いと思います。私も思いました。
実際には、世界で物価の最も高い町のトップ3は東京(日本)
香港(中国)、オスロ(ノルウェー)なのですが、今回の統計では
住居費(賃貸)が含まれていないので、東京はトップ5にも入っていないわけです。

さて、アルゼンチンと言えば、今回の経済破綻以前には、世界で7番目のお金持ちな国。ヨーロッパの文化文物を導入し、インフラも
先進国並みに整ったこの国の首都が、インド!!(インドを馬鹿にしてるわけではありません。)と同じ物価だというのです!
世界中から観光客が集まっているのが頷けますね。

でも、私もアルゼンチンに一時期住んでいたので存じ上げておりますが、彼らはヨーロッパ人の気位の高さを持っています。チリには
負けたくないというプライドもあり、現在のようにチリ人が買い物に大挙訪れていることを決して喜んではいません。

もともとの国力は高い国ですから、彼らが再び世界有数の経済を立て直すまでに、20年も30年も掛かるとは思えません。
それまでの間、外国人観光客にとってはアルゼンチンは世界で最も旅行しやすい国と言えるでしょう。



パイネ国立公園・山火事続報2
3月3日

2月17日に出火したパイネの山火事ですが、2週間を経過した
本日現在、未だに燃え続けております。但し、消防隊も通常の観光ルートだけは確保する事に全力を挙げていることもあり、現在のところ通常観光には危険箇所はありません。
今も、公園の北部で600人体制での闘いが続いています。

本日初めて地元の新聞で、その消防隊の活動内容が紹介されました。それによりますと、延焼箇所の周囲の土を掘り返して深さ50cm程度の側溝を作り、地中を熱が伝わらないようにした上で
燃え盛っている部分の消火を行っているとの事。ただ、その作業を
行っている間に風で別の場所に飛び火してしまい、消防隊はそちらの対応に追われるという状態のようです。こんな感じの戦線がまだ
8箇所残っており、そのうちの一箇所では未だに火の手が上がっている状態です。

既に2週間が経過し、最前線にいる兵士、消防士の士気を維持するのが困難になってきている中、サンチアゴから政治家団体、火事の原因となってしまった青年の母国、チェコなどからも調査団が現地入りし、被害状況の把握、森林再建の見積などで、彼らの邪魔をしているようです。

3月に入り、ここパイネ地方も天候が愚図つく事が多くなってきました。今日も朝から雨模様。この状況でしたら、完全消火も間もなくではないかと思われますが、それにしても、人の力のなんと小さき事か。結局、雨を待つしかないのです。

パイネ国立公園・山火事続報
2月22日

昨日お伝えいたしましたパイネ国立公園山火事の続報を申し上げます。

本日22日、午前10時過ぎより公園への入場が全面見合せとなっております。せっかく遠い所からいらしていただいたお客様方には
大変お気の毒なのですが、お客様の安全確保および消火活動の効率化のため、公園に通じる全ての入場口が閉鎖されました。

火災は一時、鎮火の兆しを見せたのですが、昨日未明からの強風にあおられ、再燃いたしました。公園内では200人体制で消火に当たっておりますが、未だに鎮火の見通しは立っておりません。

また、本日は公園内に滞在中のトレッキング客、観光客も全て
退去するようにとの通達があり、一時、パイネ国立公園周辺および
プエルトナタレスは公園から戻る方々の列により、ホテル、バス会社等で混乱が見られました。

火災発生が報告されてから既に丸5日が経過しておりますが、事態は悪化の一途を辿っており、更なる長期化が心配されております。

公園の閉鎖が長期化するようなことになれば、夏場の観光産業が
その収入の中心であるプエルトナタレスの経済にも深刻な打撃となることは明白であり、地元民も1日も早い消火を待ち望んでおりますが、消火に当たっている一部の関係者からは、

『既に人の力による鎮火を期待できる段階は過ぎた。』

との声もあり、ひたすら降雨を待ち望む雰囲気も生まれつつあります。

当地をご旅行予定の方は、今後の情報にご注意ください。
レッドアラート・パイネ
2月21日

突然ですが、パイネ国立公園が燃えています!

先週木曜日、外国人バックパッカーのお昼ご飯時の火の不始末により出火して、月曜日の夕方現在、未だに消火に至っておりません。
2週間ほど公園内は雨がなく、乾燥しきっていたこと、強い風にあおられて、川を越えて対岸に飛び火したことが被害を大きくしています。

既に灰に帰した地域は5000ヘクタール以上、連日100人以上の消防隊、軍関係者とヘリコプター、消防車が消火に努めていますが、未だに鎮火に至ってはおりません。

通常のパイネ観光ルートからは若干外れているため、1日観光は通常通り催行されていますが、一部トレッキングルートは閉鎖されています。

既に出火より5日が経過しますが、消火に当たっている人々もお手上げといった状態で、周辺の木々を切り倒し火勢の拡大を防ぐのが精一杯で、降雨による完全鎮火を待ち望んでいます。
前回、1985年のパイネ大火は27日間に渡り燃え続けた後、降雨により鎮火しましたが、その焼失面積は1万4000ヘクタールと言われ、今日でもその焼け跡が公園内の至る所に残されています。今回はどの程度広がるのか、地元民は心配しています。

火事の原因を作ったバックパッカーさん、200ドル程度の罰金を払って早々に逃げるようにチリを出国したそうですが、まさかほんの少しの気の緩みが、こんな大事を引き起こす事になろうとは思ってもいなかったでしょうね。

私たち日本人も、いつ加害者にならないとも限りません。
これからパイネに入られる方、今パイネにいらっしゃる方、
十分に注意して、大自然をお楽しみください。

本日はオチなしです。


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